2015年7月4日土曜日

第15回目:共同圃場管理、講義

天候不順な毎日が続いています。気温が上がりません・・。今日も実習と講義の一日です。

【実習】ハウス果菜類管理

いつものハウス内での果菜類管理です。いつも通り、整枝を行います。きゅうりは成長が早いですね。

【実習】共同管理圃場

まずタマネギの雑草取りです。しばらく干ばつ気味でしたが、雨が降るので雑草もすくすく成長しています(笑)

とても生育が良いです。期待!

次に、ナスの整枝です。一番花の下2つの脇芽は残します。 見た感じ、ナスが横に広がらず、縦に立っている感じがしますね。これは寒いからだそうです。たしかに寒そうにしてますねw

【実習】イチゴ、レタス収穫

今年最後のイチゴの収穫です。ランナーを踏まないように、気をつけながらモグモグします(笑) しかし、今年はどれだけイチゴを食べたことか・・大変お世話になりました・・サトホロ大好きですw

こちらもおいしそうでしょ?

【講義】病害

先週の害虫の講義に続き、今週は病害です。

作物にとって「良い」管理をすると、病気にかかりにくい強い個体になるけども、それは「作物」じゃなくて「植物」になる、という話。野菜は、そもそも人間が「食べられる」ようにいろいろ手を入れて育てるものだから、本来の植物として育つべきところを、実をたくさんつけさせたり、根を太らせたりして、多大な負担をかけているから、そもそも病気になりやすい、との事。なるほど、しっくりきました。トマトなんかも、支柱を立ててやらないと自立できませんから、それはたしかに植物としては「弱い」ですよね。葉物も花を咲かせないように、大きく柔らかく育てますから、これでは植物にとって子孫を残せません・・。

これはバーティシリウムという病原菌に侵されたトマトの茎の断面です。先生が教室に実物を持ってきてくださって、その場で見せてもらいました。一度感染した個体は治療(?)することが不可能です。それ以上に厄介なのが、病原菌は最終的に「種」までに行き着いて、感染した種からさらに病気が広がる、という事です。

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