2015年4月11日土曜日

第2回目:トマトなどの播種/土壌診断・肥料計算・園芸資材

トマト、スイカの播種

今日から早速実習が始まります。まだ外は冷たい風が吹いていますが、ハウスの中での作業なので、暖かいを通り越して暑い位です。
作業はトマト、スイカ、オクラの播種と、ナス、ピーマンの鉢上げです。家庭菜園レベルではどれも経験済みですが、やはりきちんとやり方を教わる事は重要ですねw

実習では200穴のセルトレイを使いました。ここに種まき用土を詰めて、一粒一粒、丁寧に蒔きます。そもそもこんな繊細な種まきやった事無かった(汗)
その後、覆土して底面給水させてから、濡らした新聞紙をかけます。この一連の作業に関しても、いくつか大事なポイントがありました。灌水は20度前後で行うとか・・今まで全然気にした事なかったですw

こいつはスイカの種。見たまんまですねw ただ、よく見ると品種によって色が違います。スイカの種はすべるので、掴みにくいですw

ナス、ピーマンの鉢上げ

ナスとピーマンは、すでに発芽しておりまして、こいつをセルトレイからポッドに植え替える作業をします。

このセルトレイから抜く方法が、今まで謎でした(笑)何の事は無い、竹串を箸のようにもってブスっと差し込み、ひょいと持ち上げる、というだけでした。ただ、よい力加減にしないと、根が崩れてしまうので、テンポよく、リズミカルにやることが大事ですw

土壌診断・肥料計算

午後はみっちり講義です。今日は先週に引き続き土壌と肥料のお勉強です。今回は少し演習も入ってきて、土壌分析のpHの結果とアレーニウス氏表を元に、投入するべきタンカルの量を求めよ、とか、NPKの値から投入すべき肥料を計算せよ、という・・中学校の数学な感じでしたw ここでも色々勉強になりました。そもそも肥料成分の単位がkg/10aなのは、そのままg/m2と読めるから、とか、言われてみれば簡単な事ですが、全然気がつかなかったし。 

計算を実際の畑で実践するのは結構な難易度ですけど、理論を知っている事は重要だなと思いました。せっかく勉強したから、自宅の畑のpHを測ってみようと思います。

緑肥、園芸資材に関して

もう一つの講義は緑肥と園芸資材に関して。緑肥は超奥が深い・・理論も重要だけど、経験してみないと分からないなぁ・・あと、堆肥作りもちゃんとやりたい。

園芸資材に関しては、今回はフィルムについてでした。改めて現代農業は石油製品なしには成立しない事が分かりました。っていうか、北海道だとそもそもハウスの暖房に石油が必要だしなぁ・・と色々考えつつ・・でもマルチ一つとってもめちゃくちゃ種類がある事に驚き! もう、知らない事だらけです。今度お店でどんな種類があるか、よく見てみよう・・。

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