2015年6月27日土曜日

第14回目:共同圃場管理、自主管理圃場管理、講義

雨が降らない日が続いて干ばつ気味です。でも、天気予報ではこれからしばらく雨が続きそうなので、それに期待ですね。

【実習】ハウス果菜類管理

いつものハウス内での果菜類管理です。トマトは肥料が効きすぎなくらい効いている、ということで、まさしくジャングルと化しています。(今年は肥料は投入していないのですが、昨年のものが残っているということです。)



あぁ、またやってしまった。これはトマトさんが苦しい・・ でも、それだけ太くなるのもあっという間なので、かなり余裕を持って縛らないとダメですね。

【実習】共同管理圃場

スイートコーンはこんな感じで成長中です。

雑草もすごいことになってましたが、全員で雑草取りしました。人数がいるのであっという間です。

バレイショは花が咲いています。楽しみですね。


まだ若干早いのですが、レタスを収穫しました。


カボチャもどんどん蔓が伸びています。カボチャ、うちでも育てたいけど、場所がなぁ・・。

【実習】イチゴ収穫

先週もやりましたが、今週も大変つらいイチゴの収穫です(笑)

なんだか先週より甘い気がしたのは気のせいだろうか・・w 収穫後は灰色かび病の予防のためにも、枯葉取りを行いました。

【実習】自主管理圃場管理

その後は自主管理圃場の管理です。すみません。忙しすぎて写真を撮る暇がありませんでした。

エダマメですが、なぜかサッポロミドリが発芽しません。茶豆の方はバッチリなのに・・。播種し直そうかと思ったけど、ちょっと時期が遅くなってしまったし、エダマメは家でもたくさん作っているから、まぁいいか、と放置・・。別のものをやろうかなと思います。

パオパオのトンネルに入っていたズッキーニですが、もう天井に頭がぶつかって狭い感じになっているので、外して支柱を立てました。

で、とうとう自分の場所にもアブラムシが・・。ヤーコンがひどいことになっていた。その他ピーマンにも付いていました。干ばつが続くとアブラムシが増える、ということですが、まさしくその通りです。しかもパオパオ内で快適でしょうから、増えまくってました。学校の圃場は毎日見に行けないので、この辺のコントロールは難しいですね。

雨とパオパオを外すタイミングを見極める事が重要かもしれません。

【講義】害虫

今回の講義は害虫でした。まさしくタイムリーw
北海道は厳しい冬があるために、越冬できない種もたくさんいるみたいですが、毎年どこからか飛んでくるようです。物流が発達しまくってますからね・・。

今まさに悩まされているアブラムシですが、これは直接的な被害もあるが、むしろウイルスを伝播させるのが問題ということです。糖分を含む排泄物はアリが好むらしく、アリとの共生関係を持つ場合もあるとか。たしかにアブラムシが付いているところには、アリもたくさんいます。逆に言うと、アリがウロチョロしていたら要注意でしょうか。

しかし、アブラムシは無性生殖でオス不要(!)ただ、寒くなると有性生殖になるらしく、植物に寄生してもう吸えるものがなくなると羽が生えて別の場所に移動するとか・・ なんていう生き物でしょうかw 感心している場合じゃないですが、自然ってすごいですね。

【終了後】懇親会

学校が終わった後は、札幌市内の某中華料理店での懇親会でした。

料理うまかった \(^o^)/
紹興酒もうまかった \(^o^)/

実習中などは結構忙しくて、なかなかこういう機会でもないとじっくりお話できる機会も少ないので、とても良い会になりました。幹事のみなさま、ご苦労様でした!

次の懇親会は販売実習の打ち上げになります(笑)

2015年6月20日土曜日

第13回目:共同圃場管理、講義

6月に入ってから毎週水曜日も自主管理の日になっています。全て行けるわけではありませんが、なるべく時間を作って行こうと思っています。

【実習】カボチャ管理

カボチャの仕立てをします。3本仕立てにします。見方が結構むずかしいです。わかりますでしょうか?(笑)
「つるもの」は基本的に「子づる」で育てるのが基本だそうです。子づる8節目くらいの実が一番うまいとか。先週、親づるを摘芯したのは子づるを伸ばすため、という事だったのです。なるほど。

ちなみに「ほっとけ栗たん」は切りません。放置です。しかし抜群のネーミングですね(笑)

【実習】スイカ管理

これも基本的に3〜4本仕立てです。ただし、カボチャと決定的に違うのは、つるを伸ばす部分に敷きワラをすることです。

ちなみに敷きワラといっても網状のポリエチレンです。色はシルバーなので、防虫と地温抑制の効果もあります。

ちなみに商品名を調べていたら面白かったのでアフィリエイトリンクします(笑)
「わらサラバー」
「わらイラズ」
「ワラのかわりシート」

えぇっと・・見た感じ、どれも一緒っぽいぞw ちなみにAmazonにはないけど、ワラバイバイもあるよ!

ちなみに、カボチャは子づるから根を張るので株元には追肥をしません。スイカは逆で、子づるからは根を張らないので、株元に追肥する、という事です。なるほど!

【実習】ニンジン間引き

まさしく「にんじんばたけのパピプペポ」状態(笑)ですので、間引きをします。

ちなみに、マルチのある、なしで差があるかと思いきや・・それほどでもないですね。むしろマルチのほうは欠株が目立ちますねw 播種の仕方が悪いのだろうか・・。

【実習】イチゴ収穫

さて、本日のメインイベント、幻のイチゴ、サトホロの食味試験です。

いやぁ、試験はつらいなぁ、つらいなぁ・・

サトホロは、今時の甘みが強い品種と違って、程よい酸味のある品種です。そして粒が大きくて食べ応えがあります。個人的には超好みですw

【実習】ハウス、果菜類管理

トマトはすっかりボーボーな状況です。生育が良すぎるということで、先生の指示により急遽2本立てに変更しました。その辺の見極めは、やっぱり経験なんだろうなぁ・・。

この花は何の花かわかりますか?

正解はオクラです。

(写真がピンボケでスマン)
畑ではあまり見ない感じの、とてもキレイな花ですね。


一通りの作業が終わったあとは、自主管理圃場でトマトのやぐら支柱立ての実演を見ました。今日は時間がないので、次回来た時に作ることに!

【講義】雑草

D先生の講義は残念ながら今日で最後。毎回内容が濃すぎてついていくので精一杯でしたが、本当に勉強になりました!っていうか、まだまだ消化不良ですが、先生も講義したりなさそうだったので(笑)機会があれば続編受けたいなぁ・・。

上農は 草を見ずして 草を取る
中農は 草を見てから 草を取る
下農は 草を見ても 草取らず

すみません。この言葉知りませんでした。

雑草の定義とは「人間が栽培する植物以外のすべての植物」というわけで、アカザとかスベリヒユみたいに、雑草としてメジャーな植物はいわずもがないですが、ニンジン畑のど真ん中にジャガイモがひょっこり生えていたりすれば、そのイモは雑草となるわけです。

ちなみにスベリヒユは食用になる・・ということで調べてみたら、レシピありますねぇ!



農業は雑草との戦い・・。ある程度育苗してから定植するという行為も、初期段階で雑草に負けないようにする目的があるし、マルチ、培土も雑草対策だと。そういうところをなんとなくじゃなくて、きちんと意識して取り組まないとダメですね。

ついでに緑肥関連の話も出ました。カバークロップ、キャッチクロップ、クリーニングクロップ・・いずれも土作りに関する話で奥が深いのですが、これは自主管理圃場で明確に現れているので興味があります。自主管理圃場は、以前残渣捨て場だったところがあるそうですが、むかしそこの境界線だったと思われる部分を境目にして、作物の生育が明らかに違うのです。その区画に当たった人はラッキーだったとも言えますが、野菜の生育が良い分、雑草の生育も大変良い感じです(笑)

ともあれ、土の事を全然わかっていないなぁ、と毎度痛感させられる先生の講義でした。もっと勉強しよう。

2015年6月13日土曜日

第12回目:共同圃場、自主管理圃場作業

農学校の実習は晴れの日が多いのですが、今日は午前中から雨模様でした。でも、時折ざっと降るくらいで、午後は晴れましたから、きっとみなさんの行いが良いのでしょうね(笑)

【実習】エダマメ、スイートコーン播種

5月23日にもエダマメを播種しましたが、その時の品種は中生の味一番という茶豆でした。今日は極早生のサッポロミドリを播種します。その後にスイートコーンを播種して、両方ともパオパオをべたがけしました。

【実習】共同圃場のタマネギ

共同圃場で栽培しているタマネギですが、マルチをする、しないで生育がどう変わるか実験もしています。 それにしても、雑草がすごいw
雑草を取るついでにマルチもはがしてしまいます。 結構顕著な差が出ていまが、マルチの方が明らかに生育が良いです。写真じゃわかりにくいかなぁ・・
マルチあり

マルチなし
この後の生育もどうなるのか、ちゃんと観察しようと思います。

【実習】バレイショ本培土

耕運機で培土します。やってみたかった耕運機(笑)実際にやってみると、結構機械に引っ張られる感じですね。でも、みるみるうちに培土されていきます。文明の利器ってすげーw
畝間が狭い場合は、車輪の幅を調節するのですね・・。知らなかったです。

【実習】露地、調理用トマト芽かき

生食用のトマトと違って、一番花の下の脇芽は全てとります。子葉の脇芽も巨大なものが生えていまして、最初はそれが脇芽だと気がつかず・・先生に指摘されてはじめて気がつきました。
その後、支柱を立てて誘引します。この品種は調理用なので、背が高くならないそうです。

【実習】イチゴ一部収穫

さぁ、きました。幻の品種、サトホロを味を覚える実習です(違うかw)
本格的な収穫は来週までお預け。なので、来週は絶対に休めませんww

【実習】ナス、ピーマン、タカノツメ、カボチャ

作物が違うと芽かきのやり方も違いますが、正直、どれがどれだったかわからなくなり、こんがらがりますw

ナスは一番花の2つの脇芽を残して、あとは全部とります。
ピーマンは一番花の下の脇芽を全てとります。なお、本葉7〜8枚目から、枝が二股になって増えていくそうです。
タカノツメは、上が3本に分けれている場合、脇芽を上から3つだけ残します。
カボチャは子づる三本仕立てにします。
親づるの先端を2枚程度切る形で摘心して止めます。このつるが、慣れないとすごくわかりにくいです。その後、伸ばす方向を一定にするためにピンで止めます。

【実習】ハウス、トマト誘引など

ハウス内のトマトは3本仕立てにしてますが、伸ばしている脇芽の誘引作業を行いつつ、不要な脇芽をとります。トマトはこれの繰り返しです。
めっちゃモッサリしてきましたw
キュウリも花が咲いています。一番花はまだ取らないそうです。来週かな?

【実習】コマツナ、ホウレンソウ収穫

とうとう収穫の日がやってまいりました。播種したのが5月16日ですから、およそ1ヶ月で収穫です。しかし、早く採ってくれと言わんばかりの成長です。それほど面積がないのにもかかわらず、カゴに入りきらない量が収穫できました!
コマツナ
ホウレンソウ
自宅に帰ってから、4〜5本で束にしてみましたが、こんな感じです。
結局ご近所に配りましたが・・とれたて新鮮無農薬なので味もとても良く、大変喜ばれました。販路を開拓せねばw

【実習】自主管理圃場

最後は自主管理圃場の管理作業です。今日は先生が巡回指導してくれます。トマトの下の方の葉が紫色や茶色に変色していた部分を先生に見ていただきましたが、低温障害だということでした。たしかに植えてからしばらく寒い日が続いたので納得です。その他は順調ということで一安心でした。

ちなみに、ネギ類の葉の色が少し黄色味かかっている、ということで、窒素の単肥(硫安)を追肥した方が良い、という話がありました。ここは学校なので、普段できないことをやってみたいと思い、半分だけ追肥してみました。生育の違いと味の違いを確かめたいと思います。

2015年6月6日土曜日

第11回目:共同圃場管理、講義、自主管理圃場管理

今日は天気は良かったですが、風が冷たくて寒い感じでした。なかなか暖かくなりませんねぇ。

【実習】共同管理圃場

2週間前、5月23日に播種したエダマメのパオパオ外しからスタートです。
伸ばすとこんなに長い!

【実習】トマト誘引

先週誘引作業を行いましたが、たった一週間でこれまた一段と成長しました。縛る時は余裕をもたせて輪を作って、トマトさんの首が締まらないようにするのですが、成長が著しいおかげで、結構窒息ぎみになっておりました。反省・・。

指一本入るくらいの余裕をもたせます。

こちら、3本仕立ての図です。わかるかな?w

【実習】イチゴ管理

伸びまくっているランナーと、枯れた葉や雑草を取り除きます。 これはかなり、期待できますねぇ!


その後、カラスにやられないように、テグスを張りました。

【実習】ハウス、ホウレンソウ、コマツナ間引き

一週間前と比べると、また一段と成長しました。今回は7〜8cm間隔程度に間引きます。

間引きというよりも、ほとんど収穫に近いです。やってみて初めてわかりましたが、慣れていないせいもあって上手に収穫しないと外側の茎がポキポキ折れます。特にホウレンソウは折れます。シャキッとしていて、いかにも美味しそうなのですが、水分が多く含まれているために折れやすいとのこと。

プロの現場では、収穫4〜5日前には潅水をやめて、ある程度「しなっ」とした状態で収穫し、その後水につけて水分を吸わせて「シャキッ」とさせてから出荷するそうです。

【実習】バレイショ中耕、雑草削り

ホーを使って雑草を削り取りつつ中耕、少し培土します。先生のホーさばき、動きに無駄がなくてさすがです。素振りしなきゃw

本培土は機械を使って来週やるそうです。わーい、楽しみw

【講義】葉菜類の特性と栽培

D先生の講義は情報量がハンパなくて、ついていくのが大変です。でも聞いていてメチャクチャ楽しいし、もっと勉強したくなります。話も脱線しまくりですが(笑)でもその脱線が奥深かったりして・・。

今回講義があったのは、これだけの作物です。お腹いっぱい!
  • ホウレンソウ
  • ユリネ
  • コマツナ
  • チンゲンサイ
  • ニラ
  • ミツバ
  • シュンギク
  • ミズナ
  • ニンニク
  • レタス
  • セルリー
  • アスパラガス
ホウレンソウの種(正確には種子)って、実は果実だったという驚愕の事実が。いろいろ知らないことばかりです。あとミズナは雨よけした方が良いんですね。
アスパラの講義はすごく内容が濃かったです。濃すぎてまだ消化しきれません(笑)もう一回聴きたいなぁ。

【実習】自主管理圃場管理

講義後は自主管理圃場の管理です。
  • マリーゴールド定植
  • インゲン播種
  • ゴボウ播種
忙しすぎて写真を撮るのを忘れてしまいました・・。


同級生の皆さん、間違いや補足等があればコメントお願いしますねw