【実習】トマト加工実習
今回はトマトの加工実習になります。実は、この実習の前日に、材料となる調理用トマトの収穫を行いました。そのレポートは割愛させていただきますw実習を行った場所は、さとらんどセンター1Fの農産加工室です。全員エプロンと三角巾スタイルです。中学校の家庭科の授業以来ですね!ww
作るものはトマトジュース、ホールトマト、それぞれ72本ずつです。トマトは10ケース。1ケース20kgくらいです。結構な量があります。
鍋もでかい!
湯剥きされる前のトマトさんたち。
ひたすら剥きます。特にジュース用のトマトは、中の芯の部分も綺麗に取り去ります。
トマトジュースの工程
まずはパルパーフィニッシャーという機械にかけて搾汁します。二つの円筒がついていて、円筒は網目状になっています。そしてこの写真のように、中に回転するブラシが取り付けてあります。
この中を潰されたトマトが通り、裏ごしされるわけですが、上段よりも下段の網目の方がさらに細かくなっているので、結果的に出てくる果汁はサラサラした液体になります。
皮などは側面から寄り分けられて排出される仕組みです。構造自体は単純ですが、よくできていますね。
絞った後は二重釜で加熱します。果汁中の空気を排除する「脱気」だそうです。アクをすくいながら、90〜95℃で加熱します。
その後、冷めないうちに漏斗を使って瓶に詰めます。
そしてすぐに打栓機で密封します。
最後に熱湯につけて20分加熱殺菌したのち、自然冷却です。
完成! |
ちなみにジュースを「試飲」してみましたが・・ジュースというよりは、普通に「トマトスープ」でしたw でもクセになる旨さでした。
ホールトマトの工程
湯むきして皮をむいたトマトを再度鍋に入れて、熱が通るまで煮ます。今回はバジル入りも作っています。トマトが冷えないうちに、瓶に詰めていきます。
蓋を閉めて、蒸気釜に20分入れて殺菌します。
完成!! |
【実習】販売実習用バレイショ選別・磨き
加工実習が終わって結構ぐったりしてますが(笑)引き続き作業があります。 8月15日に収穫したバレイショは、資材庫の方で乾燥させていたので、それらを販売用に選別して磨きをします・・します・・って、する予定でした。・・ところがっ!
この写真でわかりますかね・・?なんと、青くなってしまっています・・。どうやら、西日がガンガン当たる場所だったようで、一瞬のうちに青くなってしまいました・・。
これが自家用であれば、少し皮を厚めに剥いて調理すれば良い話なのですが、今回は販売用のものです。さすがに青いイモは売れないですよね・・。
これは本当に残念な事態です・・。一年間かけてようやく収穫した作物が、一瞬にしてほとんどがダメになってしまいました。問題ないのは1割程度です。みんな、大変残念で悲しい気持ちでいっぱいでした。
農業は種まきから収穫まで・・ではなくて、実は収穫後の管理も非常に大事なのですね。収穫して喜んでいるようでは、プロとして失格です。これはとても大きな勉強をさせていただきました。あくまで学校の実習の場なので、我々に直接的な被害はないのですが、これが本業だったら本当に大変なことです。今後につながる大きな失敗をさせていただきました。
販売できないバレイショが、トータルで8ケースくらいあります。写真でもわかる通り、このまま破棄するのはあまりにも勿体無いので、みんなで手分けして持ち帰ることになりました。ただし、量がとても多いです。自己責任になりますが、もらってくださる方がいれば、お分けすることも可能かと思います。こっそり連絡ください。
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