2015年7月25日土曜日

第18回目、共同圃場管理、自主管理圃場管理

最近ブログの更新がビハインドですが、穴は開けたくないのでなんとか書きます (^^;)

【実習】レタス定植(二作目)

レタス、二作目いきます。一作目を収穫したあとに植えます。マルチもそのまま活用できます。品種は結球するタイプのラプトルです。

また、場所が勿体無い?ので、真ん中の列を新たに作り、そこにエダマメを播種しました。

【実習】バレイショ収穫

バレイショを一列だけ、食味試験のために収穫します。試験です。試験なので、仕方がないです(笑)


いわゆる芋掘り、ってやつですな。これ、仕事じゃなかったら、非常に楽しいです。何が楽しいって、掘ったら出てくるんだ。お宝が( 笑)
大人がやっても楽しいのだから、子供にとっての農体験としては最高の農作業だと思います。土と直に触れますしね。とてもいいです。

この程度の量であれば、イモを傷つけないためにも、手で掘り返す方が良いです。鍬を土に差し入れて、グッと引っ張ると、イモがゴロッと出てきます。

【実習】ニンジン間引き

間引きというか、もはや収穫に近いです(笑)なるべく太いものを選んで間引きます。

葉はなるべく根元から切り落としましょう。
さきほどのバレイショと合わせると、けっこうな量です。

【実習】イチゴ苗取り

本当に楽しませていただいた、イチゴのサトホロですが、来年のためにも苗取りをしておきます。ポッドに土を詰めて、ランナーから伸びた「次郎さん」をUピンで留めます。
次郎さん・・つまり、二番目の苗です。一郎さんにしない理由としては、一番目の苗はウイルスを持っている可能性があるから、ということです。ですが、農学校のイチゴは成長点培養なので、基本的にウイルスの心配はないとか。

【実習】ハウス、トマト管理

相変わらずジャングルのトマトですが、だんだん収穫の時期に入ってきました。大玉トマトの1〜2段目の実は5個程度に抑えた方が良いということです。

ちなみに今回の収穫物の量は過去最高でした。野菜は有り余るほどあるので、しばらく買ってません(笑)

【実習】自主管理圃場管理

白菜です。なんとか結球してくれました。虫が入らないように、厳重にトンネルしてましたから虫食いはありませんが、やはり時期が悪いですね。見た目は割といいのですが・・

札幌黄です。新タマです。葉も少しいただきます。これが辛くて、個人的には好きですw

これは落花生です。試験場で栽培しているものを撮影しました。こうやって花が落ちるようにマルチを敷くのですね。勉強になります。

2015年7月18日土曜日

第17回目、共同圃場管理、自主管理圃場管理

台風接近ということで天候が心配されましたが、実習中は雨が降ることもなく、問題ありませんでした。考えてみたら、実習で雨に当たった記憶が一回しかありません。強烈な晴れ男がいるのでしょうか?(笑)

【実習】ハウス果菜類管理

いつもの果菜類の管理です。ミニトマトは結構収穫できるものが出てきました。

キュウリにはつる割れ病にかかったものがありました。病気になった部分は、他に広がらないように切り落とします。切り口には「トップジンペースト」という軟膏を塗るそうです。

【実習】ニンジン収穫

マルチをはがして、ニンジンを収穫します。どこにニンジンがあるかわかりますか?(笑)

これ、収穫後のものを保存しておく方法です。
土に埋めておくだけです。収穫後は保存が難しいですけど、これだけで全然持ちが違うそうです。冬でも行けるとか。試してみよう。

【実習】スイカ、調理用トマトの防鳥テグス張り

鳥さんたちに突かれないように、テグスを張っておきます。人間も引っかかるので、一石二鳥です(笑)

デビューしたてのスイカくんには、こんなステージを与えます。早く一人前になってください!

こちらは「なつのしゅん」調理用トマトです。

【実習】自主管理圃場

先週巨大化したズッキーニですが(苦笑)根元に灰カビが出ちゃいました・・。カビが出たところは落とします。

これ、なんだかわかりますか?
中国野菜の空芯菜です。他の人が作っているものなのですが、珍しいので写真に撮りました。なにも知らなければ雑草と思って抜いてしまいそうです(笑)炒めて食べたらおいしんですよねー、空芯菜。

ネギですが、軟白部分を増やすために、土をかけていくのが通常の栽培です。ですが、大きくなるとだんだんかけられなくなりますし、それを見越して深く掘ってから定植するのですが、我々のように経験の浅いものはなかなかそれが難しい・・というわけで、土をかけられなくなったネギに対して、どうするか?という方法です。



このように、ネギを黒マルチで覆ってしまう、というものです。これなら資材もあるし、簡単でいいですね。

タマネギ(札幌黄)もだんだん大きくなってきました。来週には新タマネギとして少し収穫しようと思います!

白菜は一見順調なのですが、なかなか結球しないのが若干心配ではあります・・。まだ早いのかな?

2015年7月11日土曜日

第16回目、共同圃場管理、自主管理圃場管理

ようやく夏らしい暑さが来ました。でも夜はひんやりですし、そもそも暑さが長続きしませんね。変な天候です。

【実習】ハウス果菜類管理

トマトの尻腐れが出ているものがある、ということです。原因はカルシウム不足。対処としては、第一花房の真上の葉を取ります。
もし第一花房で尻腐れが出ていた場合、第二花房の上の葉もとります。ちなみに自分が管理している区画では、そういった状態にはなっていませんでした・・。

【実習】カボチャ受粉

雄花をちぎって、雌花に花粉をつけてやる作業です。作業が終わったら、雄花は「ポイッ」・・ 雄花の気持ちを考えるとやり切れませんねww

徐々に実がなり始めてきました。

【実習】機械実習

耕運機を使った除草と畝立て、そして、待望の(笑)トラクターです。
やはり、機械系はどうしても萌えますねw

畝立て機を使ってみた感想・・機械ってスゴイ・・w でも、鍬で耕起して畝をたてることをやった人じゃないと、このありがたみがわからないかもです。夜中にデータセンターに駆け込んだ経験がないとクラウドのありがたみがわからない的なアレです(なんの話だ?w)


トラクターは、ご覧の通り小型のタイプですけども、やはり乗ると気持ちがいいもんですねw(モデルは同級生のだいちゃんです)
ちなみに先生には「うまい」と褒められました。褒められて伸びるタイプです。もっと褒めて伸ばしてくださいw

【実習】自主管理圃場

この日は午後から自主管理圃場での実習です。いろいろやりましたが、やはりズッキーニは鬼門でした。
これがそのズッキーニ。美味しそうですね。食べごろですね。

なんで取らなかったんだろう・・悔やまれますw
この写真は、3日後の様子です。

写真を並べるとよくわかりますw

さらにこうするともっとよくわかりますw
毎日圃場に行ければいいのですが、そうもいかず・・というわけで、ズッキーニさんは早めに収穫することをおすすめしますw

2015年7月4日土曜日

第15回目:共同圃場管理、講義

天候不順な毎日が続いています。気温が上がりません・・。今日も実習と講義の一日です。

【実習】ハウス果菜類管理

いつものハウス内での果菜類管理です。いつも通り、整枝を行います。きゅうりは成長が早いですね。

【実習】共同管理圃場

まずタマネギの雑草取りです。しばらく干ばつ気味でしたが、雨が降るので雑草もすくすく成長しています(笑)

とても生育が良いです。期待!

次に、ナスの整枝です。一番花の下2つの脇芽は残します。 見た感じ、ナスが横に広がらず、縦に立っている感じがしますね。これは寒いからだそうです。たしかに寒そうにしてますねw

【実習】イチゴ、レタス収穫

今年最後のイチゴの収穫です。ランナーを踏まないように、気をつけながらモグモグします(笑) しかし、今年はどれだけイチゴを食べたことか・・大変お世話になりました・・サトホロ大好きですw

こちらもおいしそうでしょ?

【講義】病害

先週の害虫の講義に続き、今週は病害です。

作物にとって「良い」管理をすると、病気にかかりにくい強い個体になるけども、それは「作物」じゃなくて「植物」になる、という話。野菜は、そもそも人間が「食べられる」ようにいろいろ手を入れて育てるものだから、本来の植物として育つべきところを、実をたくさんつけさせたり、根を太らせたりして、多大な負担をかけているから、そもそも病気になりやすい、との事。なるほど、しっくりきました。トマトなんかも、支柱を立ててやらないと自立できませんから、それはたしかに植物としては「弱い」ですよね。葉物も花を咲かせないように、大きく柔らかく育てますから、これでは植物にとって子孫を残せません・・。

これはバーティシリウムという病原菌に侵されたトマトの茎の断面です。先生が教室に実物を持ってきてくださって、その場で見せてもらいました。一度感染した個体は治療(?)することが不可能です。それ以上に厄介なのが、病原菌は最終的に「種」までに行き着いて、感染した種からさらに病気が広がる、という事です。