2015年6月20日土曜日

第13回目:共同圃場管理、講義

6月に入ってから毎週水曜日も自主管理の日になっています。全て行けるわけではありませんが、なるべく時間を作って行こうと思っています。

【実習】カボチャ管理

カボチャの仕立てをします。3本仕立てにします。見方が結構むずかしいです。わかりますでしょうか?(笑)
「つるもの」は基本的に「子づる」で育てるのが基本だそうです。子づる8節目くらいの実が一番うまいとか。先週、親づるを摘芯したのは子づるを伸ばすため、という事だったのです。なるほど。

ちなみに「ほっとけ栗たん」は切りません。放置です。しかし抜群のネーミングですね(笑)

【実習】スイカ管理

これも基本的に3〜4本仕立てです。ただし、カボチャと決定的に違うのは、つるを伸ばす部分に敷きワラをすることです。

ちなみに敷きワラといっても網状のポリエチレンです。色はシルバーなので、防虫と地温抑制の効果もあります。

ちなみに商品名を調べていたら面白かったのでアフィリエイトリンクします(笑)
「わらサラバー」
「わらイラズ」
「ワラのかわりシート」

えぇっと・・見た感じ、どれも一緒っぽいぞw ちなみにAmazonにはないけど、ワラバイバイもあるよ!

ちなみに、カボチャは子づるから根を張るので株元には追肥をしません。スイカは逆で、子づるからは根を張らないので、株元に追肥する、という事です。なるほど!

【実習】ニンジン間引き

まさしく「にんじんばたけのパピプペポ」状態(笑)ですので、間引きをします。

ちなみに、マルチのある、なしで差があるかと思いきや・・それほどでもないですね。むしろマルチのほうは欠株が目立ちますねw 播種の仕方が悪いのだろうか・・。

【実習】イチゴ収穫

さて、本日のメインイベント、幻のイチゴ、サトホロの食味試験です。

いやぁ、試験はつらいなぁ、つらいなぁ・・

サトホロは、今時の甘みが強い品種と違って、程よい酸味のある品種です。そして粒が大きくて食べ応えがあります。個人的には超好みですw

【実習】ハウス、果菜類管理

トマトはすっかりボーボーな状況です。生育が良すぎるということで、先生の指示により急遽2本立てに変更しました。その辺の見極めは、やっぱり経験なんだろうなぁ・・。

この花は何の花かわかりますか?

正解はオクラです。

(写真がピンボケでスマン)
畑ではあまり見ない感じの、とてもキレイな花ですね。


一通りの作業が終わったあとは、自主管理圃場でトマトのやぐら支柱立ての実演を見ました。今日は時間がないので、次回来た時に作ることに!

【講義】雑草

D先生の講義は残念ながら今日で最後。毎回内容が濃すぎてついていくので精一杯でしたが、本当に勉強になりました!っていうか、まだまだ消化不良ですが、先生も講義したりなさそうだったので(笑)機会があれば続編受けたいなぁ・・。

上農は 草を見ずして 草を取る
中農は 草を見てから 草を取る
下農は 草を見ても 草取らず

すみません。この言葉知りませんでした。

雑草の定義とは「人間が栽培する植物以外のすべての植物」というわけで、アカザとかスベリヒユみたいに、雑草としてメジャーな植物はいわずもがないですが、ニンジン畑のど真ん中にジャガイモがひょっこり生えていたりすれば、そのイモは雑草となるわけです。

ちなみにスベリヒユは食用になる・・ということで調べてみたら、レシピありますねぇ!



農業は雑草との戦い・・。ある程度育苗してから定植するという行為も、初期段階で雑草に負けないようにする目的があるし、マルチ、培土も雑草対策だと。そういうところをなんとなくじゃなくて、きちんと意識して取り組まないとダメですね。

ついでに緑肥関連の話も出ました。カバークロップ、キャッチクロップ、クリーニングクロップ・・いずれも土作りに関する話で奥が深いのですが、これは自主管理圃場で明確に現れているので興味があります。自主管理圃場は、以前残渣捨て場だったところがあるそうですが、むかしそこの境界線だったと思われる部分を境目にして、作物の生育が明らかに違うのです。その区画に当たった人はラッキーだったとも言えますが、野菜の生育が良い分、雑草の生育も大変良い感じです(笑)

ともあれ、土の事を全然わかっていないなぁ、と毎度痛感させられる先生の講義でした。もっと勉強しよう。

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